神戸元町、岡山「color bloom」
色×ファッションで10年先も輝く女性へ
自分が人生の主役になっていく生き方を応援しています、
おおきたゆかです。
久しぶりに後輩と会いました。
ブラブラと入ったお店、
何となくみていたら
“試着してみたら?”と言われて、買うつもりなんてなかったのに、試着室でアレコレ、、。
その服は、正直、自分だったら
絶対に選ばないようなデザイン。
着てみた瞬間、
“これ私じゃないかも”思いました。
でも後輩や店員さんは
“すごく似合ってる!”
とニコニコしてくれて、
私は心の中で少しモヤモヤしてしまいました。
似合うもの、好きなもの。
それは、なんとなく自分でもわかっているつもり。
でもその「私が思っている自分」は、実はとても狭くて、こだわりだらけ。
もしかしたら、人から見た私は、
わたしが思ってるよりもずっと自由で広いのかもしれない。
“似合うよ” と言ってくれた
後輩の言葉を、素直に受け取れませんでした。
いや、わたしは私が似合うのを知ってるしって、小さなプライドが顔を出したのかもしれない。
試着していた中のモヤモヤした感じに、後から気づきました。
結局、後輩の「似合うよ!」のひとことに、最後は背中を押されて、
すごく似合うとは思えなかったけど気になる服を買いました。
しかも50%オフ(笑)
そんな言い訳もあって、思い切ってみたのです。
帰ってから、
わたしのひとりファッションショーの始まり‼️
わたしにとって洋服は
“似合う”だけを求めていたんじゃなくて、
“まだ見ぬ自分”に出会いたかったんだと思う。
着たことのないデザイン、見たことのないシルエット。
モデルみたいにバシッと決まるわけじゃないけれど、
「こんな服、着てみたかったんだよな」って、どこかで思っていた気持ちがあった。
「あれ、やっぱり悪くないかも?」
少しだけ、自分の枠を広げた感覚がありました。
私は普段、人のことならよく見えていて、似合う色や形をアドバイスできます。
でも、自分のことになると急にわからなくなる。
どこかで「私はこういう人」という思い込みがあって、
それを手放すのがちょっと怖いのかもしれません。
洋服は、ただ“着るもの”じゃなくて、
心の声を映し出す鏡だとあらためて感じました。
“似合う”や“好き”を超えて、
「着てみたい」を大切にすること。
それは、見た目だけじゃなく、
心の奥にある「なりたい私」に向かっていく道なのかもしれません。
洋服からつねに新しい自分、
ちょっと違う自分にも出会ってみたい。
「これも私かも」って思える“幅”を、少しずつ広げていきたいんだと思います。