わたしスタイルを見つけるまで⑤のつづきです・・・
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起こることは必然！
頭の鈍痛が続きスッキリしない
モヤモヤ感、
思い切ってCTを
撮ってもらうと
頭痛の原因は小脳に
できた腫瘍だったのです。
その瞬間予期せぬ結果に
主人始め、
私以外の人たちの様子が
変わりました。
すぐに脳外科を予約して受診。
小脳にできた良性の腫瘍でした。
運動神経のそばにできている
から最悪は下半身不随？もあり。
当の私は冗談なのか？
本当なのか？呑気な感じで
とにかく、頭痛の原因がわかって
スッキリだったうえ、
“あなたは生かされている！”
というマインドで
心が穏やかだったのか
不思議なくらい
心配がなかったのです。
そして無知な私は
全然不安も恐怖もなく、
行っていた喫茶店のパートと
カラーの仕事をどうしようと
そればかりを考えていました。
専業主婦だったわたしからは
想像できないお仕事マインド(笑)
お仕事があったから
元気になって復帰するのが
楽しみになっていました。
わたしがいないということで
掃除、洗濯、食事、犬の散歩、
など
そのことで主人と娘たちは
話し合って分担したりと
コミュニケーションするように
なっていきました。
いつもそこにいる私が
いないという状態を体験して
ありがたみを感じてくれて
良いこともあったのですが、、
ちょうどその頃
息子のことでも大変な時期で、
1人暮らしを始めたり、
大学を辞めたり、
車は改造してすごいことに
なっていたり、
息子からの電話があれば
何か事件かと、
ヒヤヒヤで落ち着かない日々。
女の子だけの家庭で育った
わたしには想定外のことばかり。
今思えば、すごく成長させて
もらったと思えるのですが、
当時はこの事から逃げたい気持ちもあったのです。
そんな息子が
私が退院してきたその日に
主人に向かって
今まで我慢していたことが
爆発したのです！
「こんな親じゃなかったら
よかった」と
衝撃な言葉で
突然本音を泣きながら
ぶつけてしまったのです。
(息子の父親との確執がずっとありました)
“うわっ、そんな言葉言って どうなっちゃうんだろう”
夫が激怒して修羅場になるのでは？
と体はフラフラで心臓がばくばくしました。
でも主人は変わっていました。
そんな息子の言葉も
粛々と受け入れる夫の姿、
それまでの夫との変化を
感じたのです。
この脳腫瘍のおかげもあって
夫婦関係も少しずつ変わり始め
穏やかな変化をしていきました。
主人も変わったのですが、
わたしも主人に対して信頼
できるようになって
「いつか離婚しよう」
そのために自立して、
と思っていたことが、
「うまくやっていきたいな」
と変わっていました。
夫婦関係も正解はないから
お互いの心地よいを優先できる
関係でいればいいと思えるように
変化し、
わたしの中の家庭という存在が
大きくなって、わたしの居場所になりました。
わたしを必要としてくれる
場所があるってほんとに
幸せだなあって感じました。
その家庭にベースを置きながら
日常が潤うと
お仕事がうまくいくことを
体感していきます。
わたしに起こった病気は
いろんな副産物をもたらして
くれ、
わたしは“神様の贈り物”と
呼んでいます。
つづく、
人生60年も過ぎると
いろんなことがあります、
続きは今に繋がっていきます。
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