神戸元町、岡山「color bloom」
色×ファッションで10年先も輝く女性へ
自分が人生の主役になっていく生き方を応援しています、
おおきたゆかです。
長野から神戸へ帰る電車の中です。
この「しなの特急」に乗るたび、思い出す出来事があります。

今では何度も乗っている電車ですが、
初めて長野へ行ったのは、今から6〜7年前。
息子の二人目が生まれる時、出産のお手伝いで行ったのが最初でした。
でもその時の私は、正直なところ
長野に行くのが嫌で嫌で仕方がなかったんです。
長野が遠いから、という理由だけではなく、
息子は、私の子育ての中で
いろいろ悩むことも多かった存在だったから。
結婚して長野で暮らすようになってからも、
遠くにいるからこそ、
どこかで「関わらなくていいなら、その方がいい」と
避けていた気持ちもあったと思います。
だから、出産の時に
「手伝いに来てほしい」と言われた時、
モヤモヤした気持ちになり、
なんで私が行かなきゃいけないんだ!
と重たい気持ちでいっぱい
でした。
でも頼れる人がいないから来てほしいと言われ、
迷った末、覚悟を決めて行くことにしました。
不思議なことに、
「行く」と決めたら、少し気持ちは楽になっていました。

そして実際に行ってみると、
当時住んでいたアパートの暮らしも私にとってはカルチャーショックでした。
昼間はそれまで会ったことのなかった
上の孫と二人きり。
まだ小さかったその子にとっては
私は”おばあちゃん” というより
知らないおばさんが突然来たような感じだったと思います。
お互いに慣れなくて、
最初はちょっとケンカのような雰囲気にもなりました。
そんな時間の中で、
息子がふとこんなことを言ったんです。
「お金がなくても、家族がいることが幸せなんだ」
その言葉を聞いた時、私ははっとしました。
私はどこかで
環境や経済的なことを自分の物差しにして、
“大変そう” “かわいそう” と
勝手に思っていたのかもしれません。
でも孫は笑顔で過ごしているし、
家族としての時間をちゃんと楽しんでいました。
(当時2歳の孫)
私は、自分が育ってきた環境や価値観の中だけで
物事を見ていたんだなと気付かされたのです。
息子は私が育てた子なのに、
ちゃんと自分の価値観を持って生きています。
その価値観に触れた時、
自分の見ていた世界がとても狭かったような気がして、
少し恥ずかしいような気持ちにもなりました。
あの時長野からの帰り道、
このしなの特急の電車の中で
いろんなことを思い出して、
私は泣けて泣けて仕方がありませんでした。
それは、
自分の価値観の狭さに気づかされたこと。
そして、
息子は息子なりに家族を大切にしてちゃんと生活しているんだと
安心できた気持ち。
いろんな思いが重なって、
自然と涙が出てきたのだと思います。

今振り返ると、
あの時勇気を出して長野に行ってよかったと思っています。
そしてその後、
三人目の孫が生まれる時にも
また出産のお手伝いで長野に行きました。
一度行っていたことで、
その時はとてもスムーズに行くことができました。
あれから7年ほど経って、
あの時小さかった孫ももう9歳。
今では私とはよく話して
すっかり仲良しになりました。
家族の形も、状況も、
いろいろ変わってきましたが、
こうしてまた同じ電車に乗りながら
あの時のことを懐かしく思い出しています。
↑小3になった孫
人生って、その時は大変でも
後から振り返ると
自分にとって大切な体験になっていることがありますね。
長野で過ごした時間から
神戸の日常に戻る電車の時間♡
少し振り返りながら
少し未来を考えながら
また自分にもどっていく時間でした。









